北照高校スキー部
1917年(大正6年)創部
北照スキー部は、前進である北海商業高校時代の、大正6年(1917年)に設立されましたが、何分大正時代のことであり、詳しい資料は既になく大正13年卒業の(故)紺野貞次郎(樺太出身)・宮川恒夫(雄武出身)の二人の選手名が残っているのが最初です。
しかし、小樽スキークラブ(大正元年設立)1912年が設立される。大正6年緑3丁目付近の斜面に日本初のジャンプ台が完成し、その年北海商業高校スキー部(北照)が設立された。(小樽スキー連盟100周年記念誌より)
北照スキー部は各大戦を除いては、スキー部としての活動を継続し数多くの国内トップ選手や世界レベルの選手を育成し、沢山のオリンピック選手を輩出してきました。
1936年第4回ドイツ大会の関口勇から1980年第13回レークプラシッド大会で銀メダルを獲得した八木弘和、そしてなんといっても1998年長野大会で金メダル2個と銀メダル1個を獲得した船木和喜は、日本国民にに大きな感動と勇気を与えてくれました。
アルペン種目においても、1964年第9回インスブルック・第10回グルノーブル大会に出場した野戸恒男をはじめとして、ワールドカップで大活躍した岡部哲也、2006年トリノ大会で4位入賞した皆川賢太郎や佐々木明は世界のトップ選手となりました。
このように100年に及ぶスキー選手の継続と活躍は国内唯一のスキー部であります。
現役選手の活躍と共に500名を超えるOB・OG選手の活躍は、北照といえば小樽、小樽と言えば北照スキー部とまで言われるような知名度を築き上げてきたのであります。
全国高校スキー競技会の総合優勝も7度を数え、その他にも旧制中学時代にも全国制覇を幾度か成し遂げております。これら多くの選手を昭和27年から40年間監督としてスキー部を引き入り指導してきた、金澤利男と昭和48年からは工藤裕両監督の存在は非常に大きな功績を残してました。
北照スキー部OB・OG会は、昭和57年に発足し(故)坪田一隆を初代会長に現役選手のサポートやOB・OGの連絡融和、OB名簿の製作などを行ってきました。
そして、我がスキー部も2016年には、100周年を迎えるにあたり記念事業の準備を進めています。これからも当スキー部が益々活躍し日本のスキー界に少しでも貢献できるよう、OB・OG会もサポートして行きたいと考えております。。
日本のスキー競技の発祥の地でもある小樽において、スキーのメッカ小樽を継承すべく当スキー部もこれから益々選手の育成に邁進していく所存であります。
北照スキー部OB・OG会
会長 工藤哲史
昭和51年卒
昭和4年 第1回全国中等学校スキー大会 総合優勝
(開催地-福島県)
北照スキー部は、2016年に創部100周年
スキー部創設100周年記念式典
会期 2016年10月9日(日曜) 17:00 より開催
会場 グランドパーク小樽(小樽市築港)
100周年記念ピンバッチ¥1.000にて販売しています。
記念式典内容
1-功労者表彰(スキー部及びOB会に功績のあった方)
2-功績賞表彰(オリンピックに出場したOB)
3-100年のあゆみスライドショー
4-100周年記念誌名簿製作
5-スキー部ゆかりの展示コーナー設置
6-記念ピンバッチ特別販売
7-Memorialフラッグのお披露目
8-NHK北海道取材
昭和37年 インターハイ総合優勝 報告会 小樽駅前
野戸恒男大先輩の活躍により初の栄冠となった