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エア(ジャンプ)の極意

 

 導入編(MO&AE)

 エアを上達させるには、

  1. その場飛びの跳躍を普段から練習しておく(1日x100回)

  2. スキーのジャンプでは、陸上の平地の跳躍とは違い、傾斜でのジャンプであり、しかもスキーブーツを履いているため、足首が使えない。なので、ブーツを履いてジャンプ(その場飛び)を練習する。(10回x3セット) これがしっかりできるかが、最も重要です。ウォータージャンプで繰り返し飛んでも、その場飛びが出来ない人は、ウォータージャンプすら雪上では飛べない。

  3. 動体視力を養う。エアで最も大切なのはタイミング。特に回転系の技ではタイミングが合わないと技はかからないし着地できない。だから動体視力を高めないと成功率が低くなってしまいます。

  4. タイミングは、人それぞれ。テイクオフのタイミングは人それぞれです。なぜなら100mを11秒で走れる人と15秒かかる人では、身体の作りが全く違うので、テイクオフ動作に違いがあるからです。但し、ベストタイミングの確率が良く高く跳ぶには、リップの先端に最も近い位置で動作が始まり完了するのが、理想です。

  5. しかし、それでは遅れた時のリカバリーが出来ないし、技の導入が出来ないので、初心者や失敗する人の多くはタイミングが早いのです。又、急激に身体を動かすとキッカーのR(曲線)に軸を合わせるのが難しいので、侵入速度とRによってタイミングを合わせるほうが失敗は少ないのです。

  6. したがって、トレーニングの導入段階では、アプローチの速度を極力下げて練習するのが最も効果的です。

  7. 速度が遅いほど、タイミングは合わせやすいし斜面変化(キッカーの曲線)に体軸を合わせやすいからです。

  8. 上達しない人のトレーニングでは、スピードに任せて技をかけたり、高さを出して満足している人です。確率の悪いジャンプを繰り返しているのに、高く遠くに飛んでると満足感があるのでどうしてもスピードを出して飛びたくなる。誤ったトレーニングを繰り返しているのです。

  9. ストレートジャンプがまだ飛べない人は、極力速度をおさえてタイミングを合わせることと、速度がなくても高く飛べるようにトレーニングすることが、技の完成率や高得点を出すことのできる秘訣です。

  10. ストレートジャンプ(棒ジャンプ)は、全てのエアの生命線です。ストレートジャンプがどんな速度でも合わせられるように、トレーニングしていくことが最も大切です。よ。

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