
12月5日(金)
かなり道を間違えて、ようやく20:00スキー場に到着
Vancouverから結構かかりました。人生も家などの道路も迷子ですが。。でも、Vancouverはわかりづらい、インターステイツ1号線にはなかなか乗れず、郊外見学をかなりDrive、結局13:00saterとなったのである。
お子達の膀胱はまだかなり小さいので、トイレタイムの嵐・・。人生も恋愛も色々あるが、Driveもいろいろあり,18:00到着の目論見が、20:00スキー場着となったのである。
しかし、Vancouverから飛行機を使えば、約35,000円x10名=¥350,000
この苦労の7時間Driveと、35万円のコンスとパフォーマンスは、どうなんでしょうね。
道連の予算がもっとあれば、危険を回避してFlightだが、現状では35万は大きいよ。

CAN-selection Apex Mt Resort CANADA
森山素直 第二戦 4位に食い込む
Apex Mtは、カナダのフリースタイルの整地でもあります。'80年前後に世界で活躍した「Kenni KYRODA」さんがヘッドコーチを務めるフリースタイルチームがあります。
モーグルバーンもセパレートされてしっかり造成してあり、素晴らしいコースです。隣にはエアリアルサイトもあり完璧です。
リフトはTバーリフトを利用するので回転も早く、コロラドより数段環境がいいですわ。
スキー場の対応は素晴らしい。みんな優しいよ。ありがとうございます。感謝申し上げます。

12月6日(土)
なにせ標高がベースで1600mなので、空気が濃い。高山病の心配がないから、コロラドよりとっても楽だ。ついた翌日からトレーニングできる。コロラドでは、最低2日間は順応期間を置かないと危険だ。
なぜこんなに良いかというと、キリントン(USA)・パークシティー(USA)・オーストラリア・カナダのほとんどの州チームが、全てここに来ています。だから、どれだけここの環境が良いかわかるでしょ。
この時期にフルスペックのモーグルコースを整えられるのは、おそらく世界でも、ルカ(FIN)とここだけでしょう。

12月7日(日)
二日目のトレーニング、AMはフラット中心に練習し、午後はコースでエア含めてセパレートトレーニング。部屋からリフト乗り場までスキーで30秒、モーグルコースまでは約5分で着ける。最高の環境です。
宿泊費、今日は日曜なのでリフトが少し混雑、まっ、仕方ないけどね。
今日からようやく炊飯器を借りることが出来たので、ハードライスから開放された。今夜のDINNERは、ジンジャーポークソテー。。
ご飯が、ススム君。。。
コース状況は、まだ滑りこみが足りなく、圧雪車コブなのに加えて、サイドスリップも足りなく少しとんがったままである。雪も豊富で気温高く今日は-2℃くらい。快適です。

12月9日(月)
4日目のトレーニング、少し疲れと筋肉痛もあるらしいので、1回練習にしました。10:00〜13:00 コースの空いてる時間帯に通しで練習することに。
10:00〜フラット練習 低速小回りは苦手のようで、、
11:00〜エア練習 みんな飛びだけは素晴らしいよ。ウォーターの成果が
12:15〜通し練習 素直・優太・拓也は、かなり良い
それにしても、暖かくてガスが晴れない。到着して5日、周りの景色をまだ見てないよ
それにしても、第二弾
Ski in Ski out出来るのは何者にも変えられずありがたい。全てにおいて楽だ。やっぱり少しくらい宿代が高くても、毎日が車移動でない場所に限りますわ。





12月11日(木) Day off
五日間連続スキーで初の休養日、今日は、Pentictonの町まで下りて、トランポリン・Lunchは中華レストラン、午後からプールとジャグジーで、リフレッシュ
とっても素晴らしい施設で、羨ましい。こんな施設が札幌にもフリースタイル専用であつたらね〜、、プールは公共施設だけど、トランポリンの体操競技トレーニング施設は、ドイツ人の夫婦がやってる、民間施設。
偉い。。すごい。素晴らしい。
12月13日(土)
今日、村田優太郎が骨折した。脛骨・腓骨ともに、
調子良かっただけに残念。
Bottomで弾かれ、板が片方外れて、逆足が、、
しかたない、スポーツ選手の宿命だ、起こったことにネガティブに対処しても良いことはない。次回は起きないように注意するとともに、技術も身体能力も鍛えるしか無い。
スキー場や病院の献身的な対応により、術後3日目にして退院します。
オペでかなり太いチタンのシャフトを入れてもらったので、心強い。
お姉ちゃんと一緒にリハビリだ〜
12月16日(火)
やっぱり、チームウエアーが揃ってると強く見える。どんなスポーツもそうだ、。日本は豊かすぎるから、各自が自分の着たいウエアーを選んでしまう。その結果、こちらではただの一般スキーヤーにしか、見えないのである。
本当に勝ちたいのであれば、全てを犠牲にするくらいの覚悟が必要なんだよ。フリースタイルは見せるスポーツであり採点競技、だから自分の好みは意味が無いんだよ。ジッジであり、ギャラリーの好みじゃなくちゃ〜
大切なのは、どんな場面で活躍したいかなんだけどね。
12月20日(土)
CAN-selection 第1戦 島川拓也が予選12位、決勝では安定した滑りで11位を確保した。森山素直は、膝割れとAIRの得点が伸びずに、28位に終わった。
フリースタイルは見せるスポーツ。。滑りが上手いとかの問題の前に、滑りの見せ方とウェアーも大きくジャッジの審査に反映されるのである。カナダの各州のチームは、全員チームウェアーです。北海道チームは、ただの一般選手にしか見えないのである。カナダで州チームに選ばれるということは、様々な難関を乗り越えてきた選手である。
したがって、ジャッジの印象もナショナルチームに匹敵する印象があるのである。又、モーグル選手ウェアーとフリーライドのウェアーでもそれは違うのである。又、今年は白パンツの傾向にあり、それらにのる・乗らないも、それだけで0.1といえども変わってくるのである。
とかく、日本人はメーカーに拘り、スタイルだとか人の来ていない物だとか、そんなもの何にも徳にはならない。競技ウェアーは、ファッションではないのである。
12月21日(日) CAN-selection第二日目 森山素直選手は、全て借り物のウェアーで4位を獲得した。さて、これが本当にウェアーのせいなのかは、国内の試合でわかるだろう。
12月22日(月)
総括
優太郎の大きな怪我が本当に痛い、大きく飛躍する年になると期待していただけに残念であるが、人生は試練が付きものだ。試練を乗り越えるほどに人は更に強くなる。本当の強さになるために奴には、大きな試練が今回来た。しかし、奴なら直ぐに乗り越えて、今より数段大きくなり直ぐに復帰してくれると思っている。
長く遠征に携わってきたが、今回は本当にトレーニング環境が抜群に良かった。天候・気温・積雪量ともに抜群だった。「ski in ski out」の恩恵は選手達も痛感した。90万円以上支払った宿代にも満足出来た。
今回は初めての選手が5人もいて、全てが初体験の中学生にとっては色々と大変だったろうが、これほど充実したスキー環境は競技意欲を益々膨らませたものと思う。
来季も又ここでトレーニングさせてもらうことにした。Vancouverから遠いことや町まで34kmもあるとか、欲を言えばきりがないが、トレーニングが目的である以上、副産物はこの際ガンマンしなければ、目的は達成できないからな。
それにしても、こちらのフリースタイルクラブのヘッドコーチKenni KURODAさんには、一方ならぬお世話になった。本当に感謝申し上げたい。30年ぶりにお会いしたが、フリースタイルは大先輩のKenniさんのおかげで、本当に完璧な海外トレーニング遠征が出来たことに、改めて感謝申し上げたい。