人はなぜ同じパフォーマンスを反復出来ないか
先週の太平洋ビザトーナメント、B,ワトソンは、初日67・二日目70・三日目77と崩れて、四日目も全く良い所なし。先々週は中国で優勝して絶好調のはずが、全く長続きしない。
US PGAのマヤコバでも、三日目まで完璧なゴルフを見せていた、J,ボーンは最終日突然崩れて、ほとんどの選手がアンダーで回っているコースで+3で撃沈
どうして、人はこんな単純な動きなのに、一度できていることが継続して出来ないのだろう。
ゴルフの世界では、なんたって、ジャンボ尾崎。。100勝していた人が、アンダー出回れない。マスターズで4位に入った、伊澤選手も今やレッスンプロ
それはゴルフに限ったことではない、スキーの世界でも沢山あります。金メダリストでもあるのです。
私の経験では、単純な運動ほどそのような、スランプというか壁にあたってしまうことが多いような気がする。
例えば、格闘技や野球やサッカーのように、対戦相手がいるスポーツでは、毎回戦略も動きも変わるので、それが出づらいような気がする。
例えば、野球のバッティングは相手の変化してくるボールを考えながら、予測して打つ。そして、毎回打てなくても(ヒットやホームラン)試合の結果には直結しない。
サッカーも100%狙っとところにパスを出せなくても、相手がフォローもしてくれる。
ゴルフは、ティーショットに限っては、毎回平らな場所でティーアップして打つのに、毎日、毎回、スランプやってくる。(えっ、元々スランプ?)
突き詰めれば、ゴルフスイングは複雑だが、そもそも複雑に考えている人は、複雑なスイングをしているだけである。(バラバラが正しい表現)
上げて下ろす
無駄なく円運動ができれば、本来は単純だ、はずだ。。
しかし、毎回、変な動きをして、複雑な球が飛び出す。^ _ ^ カーブもシュートもドロップも
しまいには、場外ファール
何十年も何万回とスイングしてきたはずなのに、できない。
「3歩進んで4歩下がる」 えー、戻っちゃうの??
やっぱり、人は「心の生き物」なんだね
猿や犬の芸は、ミスが殆どない
一度覚えたら、ずー〜と出来る 奴らは偉い
でも、人は違う
失敗したくない!! 良いところ見せたい!! 勝ちたい!! 負けたくない!!
これが動きを狂わせるのである
しかし、40年スポーツをやってきて、未だその解決策は見いだせない
つーーか、わかっていても、それを改善出来ないのが、
正しい、人間なのかもしれないね。