五代目のPickup
私が最初にピックアップトラックを購入したのは、昭和56年だったと思います。当時は日産のダットサントラックにしか4x4のリフトアップトラックはなくて、日本でほとんど走ってなかったような。
あの頃のダットラは、1800ccのL型エンジンで全く力がなくてねー、中山峠の上りはアクセル全開でも40kmしか出なかったよ。
でも、このダットラは全く壊れなかった。力はないがしぶとく走り続け、14年間180.00km程走ってくれました。初めてアメリカに行ってからピックアップの魅力に一目惚れして、あれから36年乗り続けています。
なぜこれが必要だったかというと、
当時は、スキー場にジャンプ台を作ったら、犯罪者を追うようにパトロールが飛んできて、ジャンプの練習をするどころか全く何も出来なかったんだよ。
だから、フリースタイルの練習はスキー場ではなく、誰にも見られることのない山の斜面を探して、そこで全て自分たちで整備して作って、秘密にしたくはないが、秘密練習のような形で飛んでたんだよ。
道もなければ、圧雪もされていない。全てイチから造る。しかも、1日使ったら直ぐに梶原有希が積もってしまい、次の週には使えない。開拓者のように雪を耕していったのである。
その為には、あらゆる道具を全て持ち込まないと出来ないので、このトラックになったわけです。
ウォータージャンプがまだ無い時代に、スポンジの上に落ちたり、牧草のわらを山盛りに置いてそこに飛んだり、
とにかく、練習することの大変さは、我ながらもの凄い努力だったなーと関心しますわ。
何せ、魅せるスポーツなのに、見せられないで練習もする。国内に練習環境は全く無いのに、ワールドカップで戦わなくてはならない。
若かったねー 昭和だからね。
さて、第五代目のトラックは、快適には走ってますが、何せこれも古いので(2007)色々とガタも来てますわ。前車のタンドラも丁度10年乗りましたから、このフォードも頑張って70才まで乗るかなー?
来週は、これで釧路まで行って来ます。交通費は高くなっちゃうけど、ドライブも楽しまないとね。本当は、入った先でのラウンドを楽しめるようなプレーがしたいんだけどね。
でも、釧路ccは、私のようなトラックで走れるような広さはなさそうですわ。狭いコースみたいだから、厳しいかもね。。それでも久しぶりの地方遠征試合、車も一新したしスイングも一新してみたたいもんですわ。^ _ ^