Apex Mt CANADA

海外遠征も35年だろうか、

今や、自分の孫のような選手達との遠征生活は、苦労も絶えないがやはり充実感がある。

自分がやってきた苦労は、今の選手にはさせたくない。

昔は何せお金がなかった、見窄らしい食事で餓えを凌ぎ、頑張ってきた。

昭和時代は、まだ1ドルか゛270円だった。知らずにマックで食べたら、5,000円かかった。

今は、何処にでもコンピ二がありカップラーメンも何処にでもある。

昔は、海外で何を食べて良いのかもわからず、水をがぶ飲みして腹を壊したことさえあった。

それでも、ワールドカップ選手に昇格してからは、一気に待遇が変わった。時はバブル時代に入り、アメリカの有名スキー場は日本企業が買い占めた。

W-Cupのパーティーは、毎晩行われ、寿司パーティーには、日本からわざわざ板前を呼び寄せて、振るまった。

贅沢は必ず長続きはせず、日本企業が撤退し、日本人は結局悪者になり、各地のリゾートを食い荒らし、去って行った。

あの頃は、肩身が狭かった。

今は逆に海外から日本に資本や観光客が押し寄せ、ある意味助かっている??

それでも、フリースタイル環境は以前昭和である。

日本国内に早くしっかりとしたトレーニング環境を作る必要があるだろう。

世界から選手を読んで、一緒にこう交流できる場所を作りいた。

海外に来てこそ学べることは沢山ある。それはジュニアトップ選手だけでも良い。

それでもなー、スキーで最も楽しい事は、新しい雪を未知の場所で滑る事だからね。

これは、何ものにも変えられない。