頼もしい孫達
今年もウォータージャンプは、小学生達が元気に飛んでくれています。
しかも上手い。
じーちゃんの希望としては、まだ技に走るのは速いけどね。
それでも、ウォータージャンプで最も大切なのは、楽しい事だ。
又、飛びたい!!と思わせることである。
だから、棒ジャンばかりではつまらない。
いろんな技にトライして欲しい。
そして、そのうちにテイクオフの重要性がわかる。だから棒ジャンプが大切なんだと自ら理解しないと、進歩できないのである。
そして、その為には、身体を鍛えないと納得する棒ジャンプが出来ないことに気がつくのである。
今の所は、沢山飛んで恐怖心をなくす事が先決だろう。が
それにしても、飛び抜けて凄い小学生もいるから、子供達も内心理解はしているはずである。
自分のポテンシャルを、
昔はそんなに差はなかったから、皆一緒に摂津琢磨した。しかし、今は違う。いろいろな経験を早くからしている子供との違いが大きく出る時代だ。
ただし、今が目的ではない。彼らには未来がある。10年後先の未来がある。
5年後10年後にどれだけ成長できるかが、勝負の分かれ道だ。
今は、希望と夢に満ちあふれている。
しかし、順風満帆に人生は進まない。
還暦じーさんのゴルフように、酸いも甘いも(苦いが多いが)経験すると、楽しいだけでは済まない世界を実感する。
そこからが、本当の勝負だ。
だから、言われるままのトレーニングや目標では、成長はない。
名匠と呼ばれる指導者のほとんどが、特別な指導をしない。。ほとんどアドバイスしない。選手自身に考えさせて、伸ばす。
自分で考えられない選手は、伸びない。
逆に言うと、自信のないコーチし、やたらと指導したくなる。教えたがる。コーチ自身が不安だから。つまり先を読めないから不安なのである。
しかし、名匠には不安はないから、教えない。教えなくても育てる自信があるかである。
だから、弟子に自ら考えさせる試練を与える。
自分がやりたいと思うスポーツは、自ら研究し指導を仰がないと進歩しないのである。昔から名匠と言われる指導者は、そんな人が本当に多い。
これは 今に始まった事ではない。昔から師匠の背中を見て修行する。古いとかではなく、本当に強くなるには、並大抵の努力では無理だと言うことだ。
本塁打王の国民栄誉賞、王貞治さんは、1本足打法を習得するために、1週間毎日徹夜で素振りをしたそうです。何万回も。
嘘かほんとか、凡人には想像も出来ない努力があって、世界一になれたんだよ。
今の子供達には、まだまだ未知の世界だが、見てもらう為の練習ではなく、自ら感じ・経験し・考えられる練習をして欲しい。コーチが見てようが見てないが関係なく、
考えて練習してる選手は、絶対に強くなる。感覚を養うためには、自ら感じないと感覚は身につかない。いくら映像を見ても、センスは養われないのである。(少しは役に立つが)
そして何より、考える選手は、
スポーツを通してきた経験が絶対に役に立つ、、。くいっパクれる事がない。はずだ、、
自ら、考えて出来る人は、仕事も出来るようになる。
壁にぶち当たったときもでも、自ら努力して乗り越えようと考えられるのである。
選手生活は、人生のひとしずく。。
しかし、最も熱い青春の大切な時期なんだよ。
人生で最も熱い時期に、困難を乗り越えられる能力を身につければ、幸せな人生になる事だろう。
スポーツの力は偉大なのである。
60年間、様々なスポーツを経験してきた、私はそれは実感している。
子供達の、ジャンプを見るたびに。。